エコロジーふとん専門ネットショップ グッスリー
2009/02/28
100年に一度の経済危機!?
 痛風が発覚して、2ヶ月以上が過ぎ、聞いてみると痛風持ちと、元痛風持ちが廻りにいっぱいいる事に気がついた。
 私など、痛風をネタに酒場で呑んでいるものだから、「実は私も・・・」が少なからずいらっしゃる。
 この人も!?と思われる人が、毎日痛風薬を飲んでいたりする。
 
 「ビールを飲んでも痛風は治る」(監修 納光弘)という本が出ている。
 実際に痛風になってしまった痛風の専門医でもある納光弘さんが、闘病記と撃退法をまとめた一冊である。

納さんは大のビール好きで、一晩で最高9リットル飲むなどの生活を続けたが、01年8月に通風の発作で右足の激痛に襲われ、初めて患者の苦しみを味わったという。

「ビールをやめないと駄目なのか」。悩んだ末、自分の体で調べようと決意。暴飲や禁酒を繰り返し、約2年間かけて血液や尿を検査。その結果、納教授の場合、1日750ミリリットルまでならむしろ痛風に悪いストレスを緩和し、尿酸値も下がったという中味である

 「そこまでして呑むか!」・・・
とお思いの方も少なく無いと思われるが、酒呑みは大なり小なりそんなものである。

 そんな日本中に大勢いる痛風族の酒呑みの心情を見事に察した商品が次々と発売されてきた。

 その極みが、プリン体99%カットのビールテイスト類(発泡酒)である。
 「そこまでして呑ませるか!」・・・

 痛風の人の94%には飲酒習慣があり、尿酸値は飲酒量と相関するなどアルコールとは密接な関連があるのである。

 プリン体から作られる尿酸はほんの10%ほどであり、アルコールそのものの作用によって尿酸の生成が増え、アルコールの種類は二の次であり、飲酒しないことが痛風改善に一番なのである。

 そうは言ってみても・・・
プリン体99%カットビールもどきには十二分に惹かれるのである。

********************************

 「アメリカがクシャミをすると日本が風邪を引く」と良く言われたものである。
 昨年のリーマン・ショックと共に、アメリカ経済はクシャミどころかかなり重症な肺炎にかかりしばらく起き上がれない状況である。
(いや、ひどい痛風とも言える。痛くて動けないのである)

 アメリカのバブルの崩壊は一部では予測されてはいたが、堅調なユーロ圏や中国・インドなどの新興国が世界経済をそれなりに支えてくれるとの予測もあったが、その予測は見事にはずれ、世界経済は総くずれ状態でもある。
 全てとも言えるエコノミストの予測は見事に外れたのである。
 そもそも07年終わりに、1年後の日経平均を、殆んどのエコノミストは1万8千円前後と予測していたが、現実は8〜9千円だった。
 2倍もかけ離れた予測の上、しかも超高給取りである。
私は予測する・・・09年末の日経平均は1万円である!
 2倍以内の誤差を許容範囲とすると、下限は5千円から上限は2万円まではOKだ。
(これが当たれば、私もエコノミストの仲間入りである。誰か高給をくれませんか?)


           UP

 さて、最も金融的に痛みの少なかった日本の出番を期待する声も当初あったが、奈落の底に突き落とされたかのごとく輸出産業を中心に、先進国中最悪の影響が出てきている。

 日本は、風邪どころか、もはや多臓器不全の一歩手前である。
あらゆるチューブを差し込んで、迅速に集中治療をしなければならない状態であるが、国会を見ていると、そのチューブを踏んづけたり引っ張ったりで、先進国の中で最も景気対策が進んでいない。
 今後政局も含めて国政の混乱が続くと本当の多臓器不全に陥ってしまうかもしれない。

********************************

 麻生総理は本当に正直な人なのだろう。
言わなくて良い事も、素直に言葉に出してしまう。人は失言癖と言うが、そんなものは超越している。
 かつて総理大臣と言えば、とにかく言葉尻を捕まえられないように慎重すぎる答弁で、何を言いいたいのかさっぱり分からない人が多かったが、小泉首相から大きく変わったのかもしれない。
 
 小泉氏は何を聞かれても「改革!」としか言わなかったので、そのワンフレーズが歯切れの良さに聞こえたが、彼は余計な事や具体的な事は、全くというほど口にしなかった。
(と言うより竹中氏などに丸投げであったが)
結果的に失言も少なく5年半の長期政権となった。

 その後、安倍首相になったが、閣僚の4人が不祥事と失言で交代している。
「女性は子供を生む機械」「ナントカ還元水」「原爆の投下はしょうがない」・・・
 今思えば、政権末期の安倍首相の激やせも分からないでもない。

 福田康夫内閣時代には当時の鳩山邦夫法相が「友人の友人がアルカイダ」という迷言を残しているが、彼のデンジャラスな発言は昨日今日始まったものではないので、今もしっかりと総務大臣を務めてたりもする。
(最近はかんぽの宿の売却問題に関する言動がヒット?して、益々鼻息が荒い)

 さて、その延長線上での麻生総理の誕生であった。
 失言・言動のぶれを指摘されているが、最もインパクトの強かった一つが、「実は郵政民営化は反対だった!」
 太郎ちゃん、今この時期に、そこまで正直に言わなくてもいいんじゃない?

 それに純ちゃんが噛み付いた!
「ボクだって、ホントは定額給付金は反対だったんだから!」

 さらに追い討ちを掛けるように、昭一君のしどろもどろ記者会見である。
  (誰か周りの者が止めてやれよ〜!)

 今、世界は100年に一度の経済危機と言われている。

********************************

 今年、1月1日のコラムにて、「本年は初心に返って”ほぼ月刊”の名に恥じないように、更新する事を年頭に当たって決意する」などと書いてしまった。
 今日は2月28日、一応1月・2月と連続更新の達成である。
 ほぼ2ヶ月空けて、連続更新?というご批判はあったとしてもこの際無視します。
   何しろ”ほぼ月刊”ですから・・・




      ほぼ月刊コラム TOPページへ