エコロジーふとん専門ネットショップ グッスリー
2008/09/30
「びっくり!」サプライズ!?
 先日、献血車が家のすぐ近くにきたので、思わずまた献血をしてしまった。
 基準ぎりぎりの体重50kgの私は、4ヶ月前の400cc献血で気分が悪くなったので、やめようかとも思ったが、今回献血をして何もなければ、前回は特殊なケースと証明される訳である。

 献血車には医師が乗っていて「以前、献血で気分が悪くなった事はありませんか?」と聞かれた。
 正直に「前回、フラフラになりました」と答えると、医師は「それぐらいなら大丈夫です」とあっさり400cc献血。
   (こんなんでいいんだろうか?)
 結果的には、今回の献血では気分が悪くなる事も無く、少し立ち眩みがするのと、顔や身体が青白くなる程度で終わった。

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 夜、家にいる事のほうが少なく、当然テレビも殆ど視ない私だが、先日珍しく茶の間に映るテレビを視ていると、泉ピン子が4ヶ月で15kgのダイエットに成功したという密着取材バラエティーが放送されていた。

 私は、このテレビを視て気づいた。
肥満者はそれだけで得だということだ。
 いつでも痩せる事で注目を浴びれるという大きな特典を常に持ち合せているのである。

もともとのヤセはヤセだが、元肥満者だったヤセには、勝ち誇ったようなオーラと言葉に表せない達成感に満ち溢れ、周りも必要以上に賛美の言葉を掛けてくれるのである。

 それが有名人ならなおさらである。
無駄な肉を減らしただけで、ダイエット本で荒稼ぎした人を数えたらきりがないのである。

 こんな特典を、易々と使ってはもったいない。数少ない人生の勝負時までダイエットしようとなんて思うのはこの際やめておくべきである。
 私のようなヤセが太っても笑われるだけなのだから・・・

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 40日ほどコラムを書かない内に、世間では随分とサプライズが起きている。

  一つ目のサプライズは、福田総理大臣の辞任である。
 その後、麻生内閣が誕生して、これから一気に解散総選挙に進む状況である。

 福田総理は、指導力が無い、何も出来ない「無責任内閣」などと一部から扱き下ろされていたが、辞意を表明するとまた”無責任”と言われては、可哀想と思わないでもない。

 国民的人気が高かった「小泉」「安倍」と続いた後、あえて渦中の栗を拾った福田総理は国民的不人気となり、次はやっぱり国民的人気の高い「麻生総理」で解散総選挙である。

 マスコミが垂れ流すこの「国民的人気」が無ければ今後総理大臣にはなれないような状況である。
 特に選挙の時はなおさらである。

「国民的美少女コンテスト」というのがあるが、何だかあまり次元が変わらないような気がしてならない。
 本当にこの国は大丈夫なのだろうか?

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 議院内閣制を取るわが国では、野党は衆議院を解散に追い込み党勢を上げ政権を目指すのが常套手段となるが、2大政党制を目指す小選挙区制を導入してから、与野党の対立構造が特に顕著化してきたようだ。

 このため、衆議院の解散や内閣総辞職、内閣改造が頻繁に行われる事となり、大臣の首もころころと変わる。
そんな中、官僚主導政治からの脱却が叫ばれている。
私が官僚だったら「こうも大臣が変わられては、官僚がしっかりしなくてはこの国は機能しない」とボヤいているに違いない。
 と言うより「やってらんないよ!」が正しい。

 政権交代があろうがなかろうが、与野党の対立構造は何ら変わらないので、長期的に安定した内閣は難しい状況に変わりはないのである。

 この際日本も、余程の事でも無ければ辞任する事が無く、権限も大きく、任期も保障されている”大統領制”への移行を私は提言させて頂く!
 ただ、唯一残念なのは、私がここで提言しても何の影響力が無い事くらいである。
(私は、茶の間のテレビのチャンネル権も持ち合わせていないのでありまして・・・)

           UP

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 二つ目のサプライズは、サブプライムローン問題から派生したアメリカの金融危機である。
(サブプライムでサプライズ!、かなり韻を踏んでいる・・・と思いませんか?)

 私も含めて、さっぱり分からない人が多いと思う。
自分の理解力を心配するには及ばないのである。
 そもそもその根本原因であるサブプライムローンは、ものすごく複雑な組み合わせの金融商品として販売され、結局の所金融のプロ中のプロでも分からないで手を出して大穴を開けたである。
(”サブプライムローン”より”サッパリ分からないローン”の方が分かりやすい・・・
  早口で言うとかなり似ている!?)

 さてこの金融危機であるが、マネーゲームをしている富裕層の損害だけであればまだしも、金融・保険・証券業の破綻・吸収・再編と進み、その最終的な損失額は見当すらつかない状況である。
 行き場を失った巨額のマネーが穀物市場や原油市場に流れ、急激な物価上昇が進み、マネーゲームの恩恵のかけらも受けなかった庶民や発展途上国にそのしわ寄せが来るなど、世界経済に大きな影を落としている。
 しかもアメリカはもとよりイギリスなどでも、大掛かりな金融界の税金での救済策が矢継ぎ早に公表されている。
 確かに金融危機は困るが、馬鹿げたマネーゲームの損失の補填を、結果的に直接的・間接的に世界中のあらゆる人々に押し付けられた格好である。
 世界経済を失速させないために僅か3年で約3倍に高騰した原油や、急騰する穀物価格で食糧を買い続ける事が、本当に大多数の庶民の幸せに繋がると誰が断言出来るのだろうか?
  (何だか政治家みたいである!?)

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 三つ目のサプライズは、食品偽装問題であるが、これは長くなるので次回したいと考えております・・・(いつだろう?)

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 3年前、職業柄から「手作り安眠まくら」の講座を頼まれた。
 数種類の中材を用意して、その場で素人でも作れるオリジナル枕の実践をする訳だが、この田舎でも好評で、先日5回目の依頼があり、あるイベントのカリキュラムの一つとして行った。
 いきなり枕作りでは味気ないので、前段に睡眠や寝具・枕について講義的なものを若干させていただく。
(大抵の参加者は、格安の参加料でオリジナル枕を手に入れるのが最大の目的なので、私の講義など大きなお世話に違いないが、そんな事はこの際無視をする。・・・世の中はそんなに甘くないのである)

 その中で、「なぜ眠るのか?」という講義の流れで、その一つが大脳の休息であるという話をする。

 基礎代謝量という数値がある。これは生きて行くのに最低限必要な1日分のカロリー数の事である。
 休日、何もしないでテレビを視ながらゴロゴロしている時に必要なカロリーと考えればほぼ間違いない。
 ちなみに働き盛りの男性で1500キロカロリー、女性で1200キロカロリー前後である。
(カツ丼1杯1000キロカロリー+ビール中ビン1本で200キロカロリー=1200キロカロリーであるから、いかに皆さんが食いすぎているかお察し頂ける事と思う)

 そこでであるが、大脳の1日あたりの消費カロリーはいくらかと言えば、何と500キロカロリーという大食漢なのである。
 だから大脳は休息と記憶の整理をするために睡眠が必要になる・・・と話をするのであるが、この話をしながらふと思った。
 基礎代謝量の3分の1を超える大脳のエネルギー消費を増やせば”ダイエット”に繋がるのでは・・・
  それこそ「究極の大脳ダイエット」である。
(1年後にはベストセラー作家の仲間入りをしているかもしれない!?)

 その方法は至って簡単である。
常々ぼぉーっとしないで考え続ける事である。脳ミソが活性化されエネルギー消費がどんどん増えるに違いない。
 かと言って余り難しい事は考てはいけない。何故なら眠ってしまったら元も子もないのである。
 とにかくクダラない馬鹿げた事で良いので、常に考え続ける事である!
(私が太らないのはそのせいかもしれない)


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