エコロジーふとん専門ネットショップ グッスリー
2004/02/01
こんなのあり〜? 『居酒屋編』
 何と今年も12分の1が終わってしまいました。
と言いながらも、とりあえず・・・
 「皆様、明けましておめでとうございます。」 
何しろ昨日まで正月ですし、今年の初コラムですからまずはご挨拶。   (遅いかなぁ〜?)

いやいや、BSE(狂牛病)で牛肉、鳥インフルエンザで鶏、鯉ヘルペスで鯉(私は、滅多に食べないけど)、SARS(新型肺炎)でハクビシン(私は食べた事が無いけど、皆さん食べたことある?)・・・
と食材は大変な事になっている。

何しろ日本の食料自給率(エネルギー換算)はたったの40%!
牛肉の約60%、鶏肉の約30%は輸入である。
このまま牛肉や鶏肉の主要生産国からの輸入禁止が続けば、深刻な事態になるかもしれない。

ところで食料自給率が40%という事は、仮に海外から一切の食料が入らなくなるとどうなるのだろう。
み〜んな、腹4分目で我慢しなきゃならない事になる計算になるのだろうか?
 まぁ、そこの誰かさんみたいに、いつも「ダイエット!」って言いながら2人前食ってる人には、ちょうど腹八分目になっていいかもしれないけど・・・

さて、年前にまずBSEの発覚で米国産牛肉の輸入が禁止された。慌てた外食産業は、他の食肉のメニューを急きょ発表した。
牛丼の「吉野家」が牛丼の代わりに作った新メニューの一つが「焼鶏丼」、同じく牛丼でお馴染みの「松屋」が慌てて出したのが「唐揚げチキンカレー」である。

年が明けて鳥インフルエンザがアジア各国で見つかり輸入禁止!泣きっ面に蜂とはこの事だ。
弱り目、たたり目、くるっと廻ってニャンコの目である!?

で、焼肉屋では「焼き野菜とキムチセット」が定番になり、「ちょっと財布が寂しいから、焼き鳥屋をあきらめて寿司屋でも行くかぁ」なんて事になるかもしれない。

もう、こうなったら当分の間「ブタ」に頑張ってもらうしかない。
そこで、「ブタ丼」「ブタ串」「ブタカルビ」「ブタすき」・・・ とブタが大注目だぁ! 
      (あなたじゃないですよ!)


さて、そこでようやく本題に入る。
今、特に笑い事では無い状況になりそうな外食産業であるが、仕事?柄、いろんな所に行く私はいろんな飲食店にも足を運ぶ。
   (注:基本的にアルコールのある所)

時には「こんなのありかよ〜」ってお店に時々遭遇するのである。
 で、北海道内のある街でものすご〜い居酒屋さんに遭遇したので忘れない内に記録して置くことに・・・
  (って言いながら、ネタにしている!)

 暖簾をくぐって、その居酒屋に入った。
「いらっしゃい〜」とどこからか声・・・
向かって右がカウンター席だが、お客さんは一人も座っていないし、厨房を兼ねるカウンター内には誰もいない。

 そこで店の中程に進んで、左側を見ると堀コタツ風のテーブルが5つほどある小上がり。覗いてみると、声の主はそこにいた。
 お店の3名の女性(って言うかオバさん?)が、真ん中のテーブルでご夕食中であった。(ちなみに納豆ご飯+αであった)
なぜか、小上がりに大きなテレビがあり、バラエィー番組を観ながらのご夕食であった。

何と今は午後7時すぎ。普通一番忙しくなる時間帯ではないか。どうやら私が今日最初のお客のようだ。

みんな慌てて食事を片づけ厨房へ・・・
となると思ったが、動ずる事もなく 「上がって!」と隣のテーブルへ。

           UP

その内の一人がやっと腰を上げ、オシボリを持ってオーダーを取りに・・・
残りの2人はバラエィー番組を「ケッケッケッ」と笑いながらお食事中である。

3品程と生ビールをオーダー。
その直後だ。「ドドドーン!」 、天井の方から地震のような響き!
びっくりして聞いてみると、2階の宴会部屋を百人一首の会に貸しているそうである。

この「ドドドーン!」と短い周期でやってくる騒音は、始まると中々終わらない。そう、何しろ札が100枚もあるのである。
その間も全く気にせず、「ケッケッケッ」とテレビを観ながら食事をする2人。

何だか、呑んでる生ビールも気のせいかあんまり美味しくない。気がつくとハエが一匹飛んでいる。真冬の北海道では滅多に見られるものではない。
   (関心して見ている場合だろうか?)

そうしていると、一品目の串揚げがきた。
しなしなの葉っぱの上にのっている。その濃い緑色をした葉っぱは「いったい何だろう?」と思ったが、どうやらレタスの一番外側の葉らしい。
「普通、捨てるんだが・・・」と心の中でつぶやく。

依然としてご夕食中のお二人の会話
「もう、タマゴ限界だよね〜」
「じゃあ、溶いちゃって串揚げにしちゃえ」
「そうするかぁ」
私は串揚げを持った手が思わず止まった・・・

やっと、客が1人・・・
と思ったら、そのオジさんはバケツを持って来ていて、無言でカウンター横の大きな製氷機へ。
「ガサッ、ガサッ」と氷をバケツに入れてご退場。
聞いてみると近所のスナック2,3軒に氷を売っているそうである。
確かにその直後にもう一人が氷を取りに来た。

生ビールは1杯でやめて、2杯目は焼酎のレモン割りを注文。

お店の人のやり取り・・・
「あれ、レモン買ったっけ?」
「たしか、買ったよ!」
   ごそごそカウンター内を探す。  
「あった!」
「この焼酎しか残ってないけど、これでいいの?」
「うまかったら何でもいいって!」

出てきた焼酎のレモン割りに、何故かレモンは浮いてもいない。
マグロの山かけのマグロは、当然カチコチに凍っていた。

で、早々と帰ろうとした時、常連さんと見られるオッサンが来店。

オッサンと店の女性との会話・・・
「ネエちゃん一緒に呑もうや〜」
「へへへ、わたし心臓弱いんで〜」
「じゃあ、心臓もんでやるから」
・・・当然、私は逃げるように店を出たのでした。

   『こんな居酒屋あり〜?』




食材にいろんな感染病が広がっているが、PCの世界にも”マイドゥーム”という名前のPCウィルスが先月26日以降、全世界に猛威を振るっている。
 流行に敏感な?私の所にもここ数日山のようにこのウィルスメールが送られてくる。
最新ワクチンソフトで防御しているので、感染はしないけど、じゃまくさいったらあ〜りゃしない。
 結果的に儲かるのはワクチンソフトメーカーだけである・・・      何だかあやしい??






      ほぼ月刊コラム TOPページへ